孫ひとり

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イタコ


この電柱の看板がなんだかお分かりでしょうか?
姓が小笠原、名がイタコ・・・・ではありません。
八戸市内にあったものですが、小笠原というのが姓で、イタコは死者の霊を呼ぶ盲目の女性のことですね。
イタコは死者を霊界から自分の体に「降ろし」、そのイタコの口を借りて死者がしゃべります。
岩手でも昔は村や町に一人づつくらいはいて、呼び方は「オガミさん」といいました。
多分、ガミはカミのなまったもので、、「神」のことかなと思います。
ちょっと前までは、誰かが亡くなると、お葬式行事の中に「口寄せ」というのが入っていて、家族や親戚の人たちが集まって、亡くなった人を呼んでもらい、「問い口」と言って、死者にいろいろ聞くということをやっていました。
残念ながら、私は一度もそういう場には居合わせたことがありません。
恐山の大祭というのが夏にあるのですが、昔はお祭りにはイタコが何人もきて、そこに霊を呼んでもらいたい人たち(特に新盆を迎える人たち)がたくさん集まってきて、イタコの前で行列をなして順番を待っていたようです。
ところが時代は変わって、たくさんいたイタコも後継者が無くて、もう下北には本当のイタコは一人もいなくなったそうです。
ですが・・・そもそも本当のイタコって?・・・という疑問もわいてくる訳で・・・。
偽者のイタコと本物のイタコの違いって何?という疑問も起きてきますよね。
うちの母が恐山に行ったとき、イタコが一人はいたそうなのですが、とても混んでいて駄目だったので、ツアコンが連れて行ってくれるというイタコに行きかけたのですが、他の人に偽者だからやめたほういいと言われてやめたそうです。
科学的な証明も無い、勿論国家資格も無いイタコの看板が堂々と国道沿いに掲げてある下北地方・・・・・私は大好きです!!
な~んか、昔の風がそのまま吹いているような雰囲気があるんですよね。

こっちはねぶたで、津軽地方のものです。
私は、津軽も大好きです!

by esiko1837 | 2008-07-16 14:23 | Comments(5)
Commented by サカ悠 at 2008-07-17 06:36 x
イタコと似たようなことをしている「エハラ」とかいうインチキくさい太ったオヤジがテレビに出てますね。あの人はイタコの末裔なんでしょうか。
Commented by 臥竜 at 2008-07-17 07:17 x
イタコはまだ下北の方にいるんですね。田舎で小さいとき親戚の葬儀で一度イタコの話に遭遇した事がありましたが、奇妙なものでその時は皆本気にしていました。 オガミ様は「拝み様」から来たと思いますが私の推測です。科学の発達した近世ですので本当にイタコの口寄せは皆偽者かと思われますよね。手相を見る易者も学生アルバイトでやってた友人もいました(笑) 色々あるので良いんでは、 信じるものこそ救われる! かな?
Commented by 孫ひとり at 2008-07-17 11:04 x
サカ悠さん・・厳しい暮らしの中で培われてきたイタコの存在はなんとなく受け入れられるんですが、きらびやかにテレビで偉そうに喋っている人たちには嫌悪感を持ってしまいます。
エハラがイタコの末裔か・・・・そういう番組があるのは知っていますが、胡散臭いので見たことがありません。
下北にはイタコが居なくなったそうなので、そのエハラさんが恐山の大祭に来て口寄せをやればいいかもしれませんね。

臥竜さん、こんにちは。
言われてみれば、「オガミ」は、「拝み」かもしれませんね。
私は、「神」しか思い浮かびませんでした。
こういう土着信仰の一種(違うかな?)のようなのは、岩手は青森に近いから残っていたのだと思いましたが、福島にもあったんですね。
しかし・・・・この就職難時代に後継者がいなくて観光協会でも困っているようですから、「イタコ専修学校」でも作って養成すれば、若者の仕事の場が増えると思うのですが、如何なものでしょう。
Commented by sam at 2008-07-18 12:39 x
ずいぶんと前に、色々と周辺に問題があり知人に相談した所その
オガミ屋を紹介されました。 そのオガミ屋のすること、
言うことが陳腐で情けないやらおかしいやらで・・・
知人の顔を立てて最低のお礼料を払っておきました、
信じる信じないは人によりますがやはり悩む所にはつけ込まれますね、TVのエハラ何とかという人や髪を真黄色にしているオカマは若い人には人気があるようで・・・なんとも(´ヘ`;)
原宿で魔法の館でアルバイトをしていた2浪の学生、
「適当に言うと目を輝かせていて可笑しい」と言ってましたっけ
Commented by 孫ひとり at 2008-07-18 13:06 x
samさん、こんにちは。
普通の手段では行き詰ってしまった時、やはりこういうものにすがる心理になってしまうのかもしれません。
オガミ様は、あんまり具体的なことは差支えがあるでしょうから、おおまかなことしか言わないと思います。
母の親戚宅で口寄せをしていた時、その家には息子がいないのに息子のことをしゃべり始めたオガミさまに、「あのう・・・うちには息子はいないのですが」と家の人が言ったところ、「あらばのことだ。無ければよし」と返事したそうです。
60歳くらいで仕事を探している人には有望な職業ではないでしょうか。
なんて言ってたら・・・・今晩あたり、祟りがあるかも・・。
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