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塞翁が馬

叔母さん達のお見舞いに行って来た友人から聞いた話です。
A叔母さん宅は少し前までは市街地にありましたが、量販店から店舗用敷地に売ってくれと言われて
売ったのですが、その代金について話が食い違っていた所があって悔しい思いをしていたそうです。
A叔母さん宅では住む家を建てるべくあちこち探したものの、便利の良い所はどこも買うことが出来なくて
仕方なく市街地から離れたかなり不便な山の方に建てたそうです。
そこに大津波です・・・その量販店は流され、不本意ながらも山の方に家を建てたA叔母さん宅は無事でした。
ずーっと市街地に住んでいたとしたら、家は流され宅地は価値が無くなり、叔母さんの命だって
危なかったかもしれません。
A叔母さんの妹のB叔母さんは一人暮らしだったそうです。
A叔母さんの息子であるCさんは、B叔母さん宅から歩いて5分の会社に勤めていたそうです。
地震後、Cさんはもうちょっと仕事を片づけてから避難しようと思っていたのに、
一人暮らしのB叔母さんを避難させなければと思って、仕事を切り上げて叔母さん宅に行き
自宅に連れて帰ったそうです。
B叔母さんは「Cのお陰で助かった」と言い、Cさんは「B叔母さんが居たから仕事をやめて帰ったので助かった」と
お互いに命の恩人だと言い合っているそうです。
塞翁が馬・・・・と言っていいのかどうかわかりませんが、何がどこでどういう結果を生むかわかりませんし、
その結果は、死ぬ時までにコロコロ変わります。
B叔母さんは家ごと全部流されてしまい、Cさんは仕事を失いましたが、家はあるし命も有りました。
今回の震災では、何百何千というエピソードが有ったことでしょう。
生き残った方々はその経験を語り継ぐ事が出来ますが、命をなくされた方々はその経験を、
誰にも語り継ぐことが出来ないんですよね。
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by esiko1837 | 2011-04-19 09:35
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