2016年 07月 04日
あれから60年
梅雨はまだ明けないようですが、7月の声を聞いてから
空の色がすっかり夏の様相になってきました。
こちらは、今はもう養蚕をする農家が無くなって
今はもう放置されている桑の木です。
この木が有用であったころは肥料を施されていたでしょうから
桑の実は、もっと大きかったはずです。
なので、私の記憶の中の桑の実は、この何倍も大きいものです。
数年前に亡くなった、母の実家の祖母は、家計を支えるために昔は蚕を飼っていました。
桑の葉を夜通し食べ続ける蚕に与えるため、ほとんど寝ないで世話をしていました。
畑に行く途中にある、この桑の木を見るたび、祖母の蚕が葉っぱを食むガサガサという音が蘇ります。
昼間は聞こえないのですが、田舎の農家の夜は、その音がとても大きく聞こえました。
あれから60年・・・・・。
空の色がすっかり夏の様相になってきました。
こちらは、今はもう養蚕をする農家が無くなって
今はもう放置されている桑の木です。
この木が有用であったころは肥料を施されていたでしょうから
桑の実は、もっと大きかったはずです。
なので、私の記憶の中の桑の実は、この何倍も大きいものです。
数年前に亡くなった、母の実家の祖母は、家計を支えるために昔は蚕を飼っていました。
桑の葉を夜通し食べ続ける蚕に与えるため、ほとんど寝ないで世話をしていました。
畑に行く途中にある、この桑の木を見るたび、祖母の蚕が葉っぱを食むガサガサという音が蘇ります。
昼間は聞こえないのですが、田舎の農家の夜は、その音がとても大きく聞こえました。
あれから60年・・・・・。
by esiko1837
| 2016-07-04 09:28