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偶然

私の2歳違いの姉は、10年前の7月の朝、通勤途中に交通事故で亡くなりました。
姪から電話を貰い、家族全員で行くべきところを、新聞を休むわけにはいかないので、とにかく私だけが直ぐに板橋の姉の家に駆けつけました。
動転していた私は、姉の遺体と弔問客が来る前にと、家中の片付けを始めたのですが、姉が搬送された病院に行くほうが先だと気付いて、通りに出てタクシーを停めようとしましたが、なかなかタクシーは停まってくれませんでした。
そこに丁度タクシーが来て停まったので、お客さんが降りた後に、N大学付属病院に行ってくれるように頼んだのですが、これから成城に帰るので乗せるわけにはいかないし、第一この辺はよく知らない土地だからと、断られてしまいました。
私の方がもっと土地に不案内だし、姉が急死して慌てて岩手から駆けつけたのだから助けて欲しいと必死で食い下がって頼んでいるうちに、そのドライバーが、高校の二年先輩だとわかったのです。
その人は、そういうわけなら断るわけにはいかないと言って、地図を見ながら、なんとか私を病院まで連れて行ってくれました。
また、その後に知り合った友人のお兄さんが、当時その病院のお医者さんだったということも聞いたりして、こんな偶然ってあるんだろうかと、今でも不思議でなりません。
あのタクシーのドライバーは、本当に人間だったのだろうか・・・なんて、ミステリー好きの私は想像してしまいます。
自分のためにも家族のためにも、交通事故には本気で気をつけましょう。

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by esiko1837 | 2007-12-05 20:01
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