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孫ひとり   daramadara.exblog.jp

古希も過ぎました日常をとりとめもなく


by esiko

連載小説「親鸞」

今朝届いた岩手日報の梱包を解いていて、最初に目に入ってきた広告に驚きました。
9月1日から、朝刊の連載小説として五木寛之氏の「親鸞」が連載されるというのです。
五木氏は私の好きな作家なので、読者としては大歓迎なのですか、販売店のとしての気持ちはまた複雑です。
いったい全体、原稿料はいくら?
販売店がこんなに大変なのに、日本で多分最高だと思える原稿料を払ってまで書いてもらう必要性はあるの?
でも五木氏の連載小説が掲載されたら、少しは読者が増える?
と、配達中もモヤモヤを引きずって歩いてきましたが、さっきネットで調べてみたら、真相はこうでした。
五木寛之さん(76)の新聞小説が9月1日、全国の有力地方紙で一斉に始まる。中日新聞(東京新聞)、北海道新聞などブロック紙でも連載開始だ。
タイトルは「小説・親鸞」(仮題)。
先日、五木さんは比叡山での取材を終え、現在精力的に史料集め中。
あと3ヶ月しかない…五木先生、書きためてください! 
ご年齢から最後の小説になるかもしれないし…失礼。
で、連載予定紙は次の通り。
北海道新聞、東奥日報、岩手日報、秋田魁新報、山形新聞、福島民報、東京新聞、新潟日報、山梨日日新聞、中日新聞、大阪日日新聞、京都新聞、神戸新聞、奈良新聞、日本海新聞、山陰中央新報、山陽新聞、中国新聞、山口新聞、徳島新聞、四国新聞、愛媛新聞、高知新聞、西日本新聞、琉球新報
――の現在25紙で、1300万世帯規模。連載終了は09年8月末。


と、こういうことですので安心しましたが、こういった形式での連載は初めてではないでしょうか。
講談社のプロデユースらしいですが、頭のいい人がいるもんですね。
でも、この連載形式がこれからもあるとすれば、たくさんの中堅小説家の仕事が減ることになりますよね。
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by esiko1837 | 2008-08-01 10:33