2008年 09月 26日 ( 1 )

メダリスト大井利江さん

急に涙もろくなるのはボケの兆候の一つだそうですが、先日、TVをつけたその3秒後に、私はもう涙を出していました。
TVの画面には、かなり障害のある左足を引きずりながら、投擲された円盤を拾っている婦人の姿が流れていたのです。
その婦人のご主人は、岩手ではちょくちょく紹介されていますから有名人なのですが、パラリンピックで二大会連続でメダルをとられた大井利江さんという方で、TVでは、そのお二人の練習光景が放送されていたのです。
以下は、お二人についての他サイトからの転載です。

 大井選手は週4日、午前8時半に自宅近くの運動公園で練習を始める。固定した車椅子から重さ1キロの円盤を投げる。左脚を引きずり半歩ずつしか進めない須恵子さんが拾い、両手で抱えて大井選手に渡す。午前10時まで50回ほど投げ、須恵子さんが拾い続ける。
 大会開幕前日。北京郊外の競技場でも円盤を拾う須恵子さんの姿があった。20代の選手らと競っての銅メダル。大井選手は「女房に楽をさせてやるかと思ったけど、金が取れなかったから4年後も目指す」。二人三脚は当分続く。


結婚当時は大井さんはマグロ船の健康な漁師で、中学の時に足に障害を持つ身になった須恵子さんを、自分が一生面倒をみるからと言って結婚したそうです。
それが結婚後に仕事中の事故で立場が逆転してしまって、大井さんが奥様から面倒をみてもらう身になったのですから、ご夫婦の心中はいかばかりかと推察されます。
ご主人は、「妻の笑顔が見たいから頑張る」と言い、奥様は、「今まで辛いことなんて一回もありませんでした。とても楽しいです」と言われていました。
若い人に混じって還暦でメダルをとれるまでになるトレーニングには、筆舌に尽くしがたいものがあったと思うのです。
私は、お二人の夫婦愛に、単純に大感激してしまいました。
人間は、自分には絶対に絶対に出来ないことにこそ感動するのでしょうか。
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by esiko1837 | 2008-09-26 06:58 | Comments(8)