2011年 03月 18日 ( 1 )

今日で一週間

昨日、友人宅に行ったら「見て見て」と弟さんからのメールを見せられました。
弟さんは、今回大きな被害に遭った陸前高田市の広田町に住んでいます。
友人はずーっと弟さん一家の安否を心配していて、そのメールでやっと
一家が無事なことがわかりました。
地震当時、弟さんは車に乗っていて、命からがら危機一髪で助かったのだそうですが、
驚いたのは80代半ばの舅さんの勇気ある行動です。
舅さんは現役の漁師で、地震の時も浜にいたそうです。
地震で津波が来ると知って、仲間4人で船に乗って沖に逃げ、しばらく時間が経ってから
沖で4人全員救助されたのだそうです。
今回の津波で大きな船も小さな船も波によって陸に押し上げられているのが随分ありましたから、
たとえ津波の時は沖へ逃げろと言うのが漁師の鉄則だったとしても、
この舅さんたち4人は実に幸運だったということになるのでしょうね。

また、ある老人施設に入居していたお母さんが震災2日後に低体温で亡くなったという話も
人づてに聞きました。
施設では寝たきりで動けない入所者を優先してケアしたために、
車椅子の人たちのケアが後回しになって、衣服が濡れたまま長時間放置されたままだったので
低体温症になったとか。
限られた人数で切羽詰まった状況での優先順位・・・・亡くなられた方のご遺族にしてみれば
恨みは限りなくあると思います。
叔父の無事な事がわかった今、私はこうやって他人事みたい書いていますが、
自分の母親が濡れたまま放置されていたなら、ここで悔しい思いを書いているに違いありません。
福島のある病院では、救助隊が入ってみたら医師も職員も誰もいなくて、
高齢の入院患者128人だけが置き去りにされていたという由々しき事態があったようですが、
自分が職員だったら絶対にそいうことをしないとは言えません。
高濃度の放射能を帯びる危険性が高いのがわかっているのですから。

今日も身を挺して原発で動いてくれている方々やその親族の心境を思うと、
居ても立ってもいられなくなります。
全国で同じ思いをしている人がたくさんいるのに、何も出来ないのが悔しいですよね。
by esiko1837 | 2011-03-18 08:52